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ワーキングマザーは夢をみる

働きたい、育てたい、すきなことをしつづけたい。

委員長期の2歳児との即興劇を楽しむ

娘がわたしに要求というか指示をすることが増えてきました。

彼女の宝物のひとつに、保育園の運動会でもらったドラえもんのメダルがあります。おかあさんといっしょの「メダルあげます」という歌を歌いながら、わたしとメダルをかけあっこする遊びが好きです。

おかあさん メダルあげます
あなたはきょうも
いっぱいえがおくれました

「おかあさん」の部分を娘の名前にしたり、わたしや夫の名前にしたり。
ほのぼのするいい歌です。
(この歌が流れていたときはまだたくみお姉さんでした…なつかしい)

 

今朝もこの遊びをしていたら、娘が首にかけたメダルの紐に片腕を通してたすき掛けにし始めました。

「ままー、みてー。すてきでしょ?」
「わあ、ほんとだ。すてきだね!」
「おりぼんなの。いいでしょ」

おもしろいことをするなあとか、メダルの紐をななめにかけるとリボンになるのか?とか、カメラを首からかけるときにたすき掛けすると肩こりしにくいんだよなあとか、深く考えず微妙にうわの空で相槌を打ちました。
すると、「ままも、かけて?」と言いながら、わたしの首にメダルをかけてくれます。今度はわたしの番のようです。わたしが、メダルありがとう、と言うと、

「ままも、おりぼんして?」

えっ… おりぼんって、さっきのたすきがけのこと?
ママは体が大きいからちょっと無理かなぁ、と言っても、「ままもおりぼんするの」と言って聞きません。
しかたなく片腕を通してみると、なんとか通りはしましたが、首から脇の下までメダルの紐がみちっとしてて、く、くるしい…
これは早々に娘の首にメダルを返そうと思ったのですが、

「まま、くるっとまわって」
「まま、あるいて」
「まま、すき焼き城はあっちだよ?」

娘からの指示が立て続けに…。
く、くるしい、けどせっかく休日で時間にゆとりのある朝なので、おとなしく指示に従い、くるっと回って歩いてすき焼き城があると示された方向に進んで「わあ、すき焼き城だ!」と喜んでみせ、娘の首にメダルを返したのでした。

(ちなみに「すき焼き城」というのはアンパンマンに登場する「すき焼き姫」やお供の「しゅんぎく」が住んでいるすき焼き鍋型のお城です。名前がしゅんぎくって、そのまますぎるよ!せめてしゅんぎくさんとか!!といつも夫が言っております。)


最近こんなふうに娘から指示を受けることが多いです。指示するようすがやけに「キリッ」としているので、勝手に「委員長期」と呼んでいます。周囲でもだんだんこんなふうになってきた女の子をみかけます。

いろんなことを言葉で表現できるようになって、でも大人には思いつかないようなことを言いだすので、「ええっ?それをやるの?!」ということが多く、新鮮でおもしろいです。スイカをお鍋で焼いてとか、コーヒードリッパーを頭にかぶってとか。なるべく指示通りに動いてあげたいし、さらに可能なら娘の指示からなにか発展させて楽しみたいなあと思っています(今日のすき焼き城の話なら、「じゃあいっしょにすき焼き作ろうか!」くらい言ってあげればよかった)。


思いもよらない相手のアイディアを否定せず受け入れ、さらに自分のアイディアをプラスして発展させて、一緒に楽しんで… という流れは、まるっきり、わたしが数か月前から学んでいるインプロパフォーマンス(即興劇)と同じです。

そもそも人生はすべて即興なわけですが、幼児とのやりとりは思いがけない要素が多い分なおさら即興っぽいですね。

委員長期の2歳児がリードする即興劇を楽しもうと思います。