ワーキングマザーは夢をみる

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水泳を習うと競争心と目標管理が身に着く?

中学生の男の子と小学生の女の子を育てている先輩ワーキングマザーの友人いわく。

  • 兄はスイミングスクールには行きたくないと言っていたから習わせなかった。妹は行きたいと言ったから習わせている。
  • 兄は人と競争するのが好きではなく、スポーツ少年団でレギュラーになれなくても「自分が出るとみんなの足を引っ張るからいいんだ」と一歩ひいてしまうタイプ。しかし中学に入り、初めて成績順位が発表されると、少し悔しそうな様子も見せた。
  • 兄はあまり競争を経験しないまま育ち、中学生になって成績で相対的に評価され始めたことの衝撃が大きかったようだ。もう少し早く競争を体験させていたほうがよかったのかもしれない。
  • 妹は活発で、スイミングスクールでもひとつずつ目標を達成していくことを楽しんでいるようだ。
  • 兄妹を見ていると、兄にも水泳を習わせていれば、もっと競争心が身に着き、目標管理も学ぶことができていたのではないかと感じる。

とのこと。

 

だから無理にでも兄に水泳を習わせておけばよかったと思っているわけではなく、水泳ってそういう効果もあるのかもしれないねという、後輩ママであるわたしに向けた単なる雑談です。

友人が自分の2人の子供を見てなんとなくそう思ったというだけの話で、この仮説が正しいかどうかはわかりませんし検証もできませんが、水泳を習わせることが水泳そのもの以外の能力や性質をはぐくむという視点はわたしにとって新鮮なものでした。

たしかに、家庭、保育園、そして習い事という人生第3のコミュニティから受ける影響は大きいでしょう。
子供が習い事を始めるとき、親はその教室で習っていることそのものの上達具合だけでなく、教室での活動を子供がどのように感じ、考えているのかまでよくみている必要があるんですね。

当たり前のことなのかもしれませんが、わたしはまだ、子供の習い事=その教室で教わるスキルそのものを身に着けるためのもの、というふうにしか捉えていなくて。ちょっと考えてみれば、自分だって小さい時の習い事からいろんなものを得た経験があるのですけど、なかなかつながらないのですよね、そういうの…。


わたしの娘はいま2歳半です。習い事はどうしようか?と夫と時々話し合っています。
いまのところ水泳は短期的にでもいいから習ったほうがいいかもねという方向なのでなおさら友人の考えは参考になりました。

もう少ししたら本人の希望もヒアリングしつつ進めるつもりですが、何をやるにしても、そこでの体験をまるごと財産にできるよう、子供をよくみて、認めて、必要なときは手をさしのべてあげられたらと思います。

そんなことを考えていたら、習い事を始めるにあたって自分の親としてのハードルが上がったような気もしますが…。まあいつかは通る道なのでしょう。習い事をしなかったとしても、小学校に入ったら同じことになりそうです。
娘といっしょに一歩ずつ、進めたらいいですよね。