2歳の娘がわたしの二の腕を掴んで「ぷるん!」と言った話
ある日の食卓でのできごとです。
娘はひと足先に食べ始めていました。
わたしが隣に座って箸を取ろうとすると、突然、娘がわたしの二の腕をがしっと掴みました。
わたし:?
娘:(わたしの二の腕に指を食いこませつつ)ぷるん!
わたし:えっ?
娘:ぷるん!ぷるーん!!
…待って待って。
たしかに30代に入ったころから、あれっわたしの腕ってこんなにたぷたぷしてた?と驚くことがたまーにありますが、たまーにですよ。
まだ振りそでとかそんなレベルではないと思ってるんですよ。
そんなぷるんぷるん言われるほどではないと、自分では、思ってるんですよ…?!
娘:ぷるーん おちちゃった。とってー!
わたし:…え??
(娘の足元に、五目豆の具のこんにゃくが落ちている。)
わたし:…あっ、はい。(拾って)ど、どーぞ。
娘:(こんにゃくもぐもぐ)
「ぷるーん」とは?
× 二の腕のたるみ
○ こんにゃく
めでたし、めでたし。
(自宅では床に落ちたものもけっこう食べてしまう我が家…)
どこで覚えた?こんにゃくぷるーん
娘は1歳を過ぎたころから数回、言葉が爆発的に増える期間があり、今は3回目くらいの爆発期真っ最中です。
突然、教えた覚えのない言葉や文章をぺらぺらとなめらかに話すので驚かされます。
それにしても「こんにゃく=ぷるーん」とは…?いったいどこで覚えたのでしょう。頻繁に食べるものでもないし、アンパンマンに登場した記憶もないし。
(調べてみたら、「こんにゃくん」というキャラはいるようですね。)
もしかして、保育園で読んでもらう絵本で出てきたかな?
検索してみると、こんな本がありました。
「おとうふさんとこんにゃくさん」
おお、松谷みよ子さんの作です!「いないいないばあ」は娘もわたしも大好き。お話の内容も、ちょっとシュールで?おもしろそう。
むかし、おとうふさんが棚からおちて、全身打撲でご入院。そこで、こんにゃくさんがおみまいに……。
こちらのレビューもいいですね。
こんにゃくが主人公?こんにゃくが主人公の絵本を私は未だかつて読んだ事はありません。こんにゃくと豆腐は色が違うだけで形が一緒なのでお互いに相通じるものがあるのかな。と思いました。”こんにゃく”と“婚約”をかけているところが良かったです。でも、ちょっと高度すぎて3か月の娘には分らなかったかもしれません。松谷さんの言葉のセンスが光る本だと思います。”お見舞いに一人で行くのもなんだから”とはいいですね。今までの私にはなかった発想です。やっぱり、みんなにお見舞いに来てもらえると嬉しいのかな。と思います。蒟蒻も豆腐も手を取り合って泣いた後はこれまでよりもきっと仲良くなれるのではないか。と思いました。
(ぴょーん爺の娘さん 20代・ママ 女の子 3ケ月)
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保育園の先生にも、園で読んだことがあるか聞いてみようと思います。
こどもの言葉っておもしろいですよね。
このところ育児の「つらい」についてばかり書いていましたが、じゃあ育児の「おもしろい」は?と考えたら、一番は日々のこんな言葉のやりとりだなと思っています。
…そういえば、面と向かって「ぶた」って言われたこともあったなぁ。
さて、次はどんな言葉で驚かせてくれるかな?
たのしみたのしみ。