ワーキングマザーは夢をみる

働きたい、育てたい、すきなことをしつづけたい。

2歳の娘とわたしの関係が変わったひとこと

「ママ」がなかなか言えるようにならず、わたしをやきもきぶーぶーさせていた娘ですが。

上の記事にも書いた通り、年末の帰省で言葉が一気に増えて、別人のようにぺらぺら喋るようになりました。

急に3語文も出て、「いちご、めっちゃおいしい!」「ままといっしょにいくのー」「わんわん、あっちいっちゃったねー」などなど。舌足らずな発音がかわいいです。

先日はついにベビーくもんの先生に「はなちゃん(娘)は言葉が出るのは早いですね~」とほめられ、単純なわたしは、そうですか~でへへ~ってなもんです。
娘は早生まれなので保育園では最大11ヶ月も月齢が離れた子たちに囲まれていることもあり、普段はあまり「言葉が早い」と感じることはありませんし、くもんの先生も良いことは強調してくれるのだろうなと思いますが、やっぱり嬉しいです。はい。

 

でもついこの前、単なる「わーい語彙が増えた~」に留まらない喜びがありました。

2歳の誕生日直前のある日のことです。

 

週末、わたしはなかなか布団から出られないでいました。

先に目覚めた娘は、ごろごろしたり絵本をぺらぺらめくったりするのにも飽き、先にベッドから降りました。

「まま、いくよー!」

と声をかけてくれましたが、わたしはまだ布団から出られません。
すると、そんなわたしにもうひとこと、

「まま、がんばれー!」

しかも、両手でぱちぱちと拍手のおまけ付き!

「まま、がんばれー!がんばれー!!」

繰り返してくれる娘に本当にびっくりして、一気に目が覚めました。
「…うん、ママ、がんばる!!」って飛び起きましたよね、もう!!

 

これまで娘が喋っていた言葉は、

  • 感想(「いちご、めっちゃおいしい!」)
  • 要求(「ままといっしょにいくのー」)
  • 状況の言語化(「わんわん、あっちいっちゃったねー」)

ざっくりこの3つに分類できました。

ところが今回の「がんばれー!」はこの3つのどれでもなく、「応援」です。
自分の言葉で、相手(ママ=わたし)に前向きな影響を与えよう、という意思による言葉だなあと…!

もちろん娘自身はそんなおおげさなこと考えているわけないし、「ママと一緒にリビングに行きたい」という「要求」からくる「応援」なのかもしれません。
でも、自分の感情や欲求だけに起因しない、周囲との関係性を発展させる言葉の使い方には間違いないわけで、それってすごいことなんじゃない?!と思ったのです。

 

子育てって宇宙人を相手にしているようなものだな~、とずっと思っていたけれど、いつのまにか宇宙人は地球人になり、わたしを応援してくれる存在になっていたなんて。

子供の成長ははやく、いつも大人を置いてけぼりにする勢いでポテンシャルを見せつけてくれます。それが本当におもしろいですよね。

 

2歳から2歳半までは「言葉の爆発期」とも言われるとか。うんうん、存分に爆発してくれ!

これからどんな言葉を交わし、どんな関係を築いていけるのか。大切に楽しんでいきたいです。