ワーキングマザーは夢をみる

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宮崎議員の辞職が残念な理由と、今後に期待する理由

出産直前の不倫なんて、はらわたが煮えくりかえるようです。

 

妻の金子議員は毅然と「恥をかいてきなさい」と言い放ったとか。その強さに敬服しますが、心身の負担はいったいどれほどのものでしょう。


不倫については許せないとしかいいようがありませんが、宮崎氏の辞職はとても残念です。
辞職によって、男性の育休取得がいい方向に進むとは思えないからです。
それならば、どんな非難を受けようとも、なんとかして議員を続けて、男性の育休取得、育児参加の推進のために徹底的に働き抜いてもらいたかったです。

そうでなければ、宮崎氏のこれまでの活動と過ちとが結びついてしまうようで。
繰り返しますが、わたしは出産直前の不倫なんて考えただけで怒りがしばらく収まらないくらい許せません。が、彼のこの問題発覚前の行動や、巻き起こしたムーブメントはとても価値があるものとして応援していました。ここは区別しなくてはいけないと思っています。

だからこそ、辞職はせず、育休も取得して、ものすごく風当たりが強いかもしれませんがそれにも負けず動き続けることのほうが、責任の果たし方として納得のいくものだったのではと考えます。

宮崎氏に対して「よかったねー育休がとれてw」といった嘲笑が送られているようですが、もうこうなってしまった以上はその通りで、議員辞職後は家事育児に力を注ぎ、その経験を活かして、本人が含みをもたせているらしい政界復帰にしろその他の方法にしろ、男性の育児参加推進に向けてまた新しい活動をなさることを、勝手ながら期待しています。

 

男性の育児参加推進のために今現在何か具体的な活動をできているわけでもないわたしは、せめて、宮崎氏の行動が許せなかったとしても、彼の過去の活動、これからの活動を彼の過ちと区別して考え、意見を述べ、自分にできることをする、という立場でいたいと思います。

ここで感情的になってしまっては、きっといつまでたっても社会を変えられないから。